龍郷町の障害者就労支援　あまみん

昨日、奄美大島でもコロナ陽性者が2名でましたね。
どれだけ防ごうとしても必ず入ってくることなので、入ってくるということに対しては想定内です。
ただ、この旅行を控えてねという時期に遊びに来ちゃうというのは、アホとしか言いようがないですけど。。

それはそうと、濃厚接触者12名の陰性が確認されたのはよかったこと。
いっぽうで、2週間以上前に奄美にコロナが上陸していたという事実から安心はできません。
煽りすぎるつもりは無いけど、島にもう入ってしまったと考えて行動することを強くお勧めします


買い占めではなく、適度な買いだめは重要です。
ちょっと前のトイレットペーパー買い占めの時を思い起こすと、”デマだとわかっていても、無くなると困るから買わざるを得ない”という状況がありました。ゲーム理論という行動の最適化を分析する方法からしても、正直に買わずにいると損失を被ることがわかっています（私は昆虫の行動生態学でゲーム理論を学びました）
近所の店からコロナ陽性者がでれば、その店は休業する可能性があります。
すると開いている他店に人が集まることで、よりハイリスクな場となります。
”陽性者が出たらその企業活動が止まる”ということが連鎖すると、地域の機能停止が起こり、島という環境上どうにも対処ができない状態まで行く可能性があります（ネットショッピングがあるからと思っていても、もし物流業者さんに感染者が出たら止まっちゃうかも）。

対応できる医療についても、奄美大島はとても脆弱。
数床しかない感染症対策対応ベッドもすぐ埋まってしまう。
もうひとつ、在宅介護の現場もたいへん。
ヘルパーさんがダウンしてしまったら、介護が受けられず在宅での生活が破綻してしまいます

そして、障害者福祉の分野も。
あまみんの利用者さんは月曜日からしばらく在宅ワークに切り替える予定です。
パソコン作業をしてもらう方や軽作業を行ってもらう方。
その人に合わせて作業を提供します。
しかし、”生活リズムを整える”という目標設定をしている方が数週間自宅にいることになって、コロナ後スムーズに通所復帰できるのか。
いまから心配です。。

忘れてはいけないのは、そもそも新型コロナに皆さん一度は罹り、免疫を獲得しない限り、いまの怖さはずーーっと続くということ。
とうぜん、免疫獲得できず亡くなる方も大勢出ます。
ワクチンや治療薬が使えるようになるのは通常年単位かかるので、だいぶ後。
それまで自粛一辺倒で行くことはできないし、次善の策を今から皆で考えていく必要があります。
首都圏でも封じ込めの次の策という段階に移っているけど、奄美は島という特殊性を考慮しなくてはならない。
そこは企業たちに任せるべきではなく、行政の号令が必要です。
あまみんの在宅ワークもずっとは続けられないし、そもそも経営的にも超ハイリスク。
企業がコロナで倒産するのは国益？しょうがないの？雇われていた人はどうするの？という単純な話です。
国や厚労省さんがどこまで本気でサポートしてくれるかにかかってますね。

正確な情報を収集し、適切に動くことに専念。
月曜、関係各所にコロナ対策について確認と要望をしてきます。