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2020年03月21日

グループダイナミクス。

前投稿では、意図的に工夫された空間に身を置くことによるリハビリテーション効果(物理的空間編)について書きました。
利用者さんが意識せずとも心身の安定につなげることが、あまみんの隠された効能ですface01

今回は、心理面への工夫(というか配慮)についてです。

心理的な工夫、特に対人関係については見えないものだし、ココロは揺れ動くので、より難しいですね。
あまみんにいるすべての人とのかかわりが対象なので、スタッフも利用者さんもごちゃまぜです。
グループダイナミクス。
事業所では集団力動とかグループダイナミクスなどと言われる、人が集まることによっておこる特性について考えなければなりません。
簡単にいうと、人の行動や思考は集団から影響を受けるし、また集団に対しても影響を与えるというような特性のことです。

安定的な集団に、不安定な人が入り込むと集団全体が揺れ動くのは、個が集団に与える影響。
逆に、良い集団に入ったためにこれまで不安定だった人が安定した、というのは集団が個に影響した例です。

また精神状態って日内~季節変動や物事への反応などなど、もともと変化に富むもの。
集団に属するだけで揺れまくるのは、対人関係スキルに自信が無い方が多く集まる福祉事業所としては”あるある”でしょう。

障害特性についても、
うつうつの気分の時には、元気な人や声が大きい人、楽しそうに笑う人とは距離をとりたくなる。
軽躁状態の時にイベントなどがあると、張り切りすぎてよけい調子を崩す。
とはいえ、集団が基本となる事業所内では、個に対する対応が意外と難しい。
このようなことも、あるあるでしょう。

このような時、集団をまとめるスタッフの対応としては、まず場の流れを読み、そこに所属する個々の特性を判断し、
話題選びや話題の転換、声や笑い声のトーン・スピード・大きさなどなど配慮すると、不快な思いをする人が出ずに済みますね。

なんて偉そうに書いていても、毎回そんなこと考えてたら話が盛り上がりません 笑
せめて、ここぞという時にはきちんとできるように気を付けたいと思いますicon45




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Posted by リーフエッヂ at 08:12│Comments(0)雑記
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